2022年03月06日(日)
裸足のヴァイオリニスト~ストラディバリウスとピアノの響き~
松田理奈 ヴァイオリン・リサイタル
~ピアノ 實川 風~
若手女性ヴァイオリニストでトップ・クラスの実力を誇る松田理奈が北九州に来る!
彼女が奏でる名器ストラディヴァリウスの響きは、黒崎ひびしんホールを豊かな響きで満たしてくれることであろう。
松田理奈の裸足での演奏姿は名物だ。足裏で感じる舞台、そして地球の重力を全力で楽器と融合しながら音楽を紡ぎ出す、豪快かつ繊細に!!
共演する實川風も引く手あまたの人気ピアニスト。リサイタルや協奏曲のソリストとして多忙な日々を送っているが、松田理奈との共演は最優先で引き受け、息もピッタリだ。
馴染みのある名曲が並んだプログラムでお届けするこの公演は、クラシック初心者からコアなファンまですべての聴衆を満足させることは言うまでもないだろう。
東京芸術大学音楽学部附属音楽高等学校卒業後、桐朋学園大学ソリスト・ディプロマコースにて研鑽を積み、2006年ドイツ・ニュルンベルク音楽大学に編入。2007年に同大学を卒業、 2010年同大学院を満場一致の首席で修了、ドイツ国家演奏家資格を取得。
14歳で初めてのソロリサイタルを開催した後、2001年第10回日本モーツァルト音楽コンクールヴァイオリン部門第1位、同コンクール史最年少優勝。2002年にはトッパンホールにて「16才のイザイ弾き」というテーマでソロリサイタル開催。2004年、第73回日本音楽コンクール第1位。併せてレウカディア賞、鷲見賞、黒柳賞受賞。2007年、サラサーテ国際コンクールにてディプロマ入賞。第12回ホテルオークラ音楽賞、秋吉台音楽アカデミー賞受賞、2013年新日鉄住金音楽賞受賞。
これまでにNHK交響楽団、東京交響楽団、東京都交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、大阪フィルハーモニー交響楽団等、国内の主要オーケストラと数多く共演するほか、ハンガリー国立フィルハーモニー管弦楽団、ヤナーチェク・フィルハーモニー室内管弦楽団、ベトナム交響楽団など海外のオーケストラや著名な指揮者とも共演。
2006年ビクターエンタテインメントよりデビューアルバム『ドルチェ・リナ~モーツァルト2つのヴァイオリン・ソナタ他』をリリース。全国ツアーを各地完売で沸かせた後、2008年巨匠パーヴェル・ギリロフと録音した『カルメン』、2010年には紀尾井ホールにて清水和音とのリサイタルをライブ収録した『ラヴェル・ライブ』をリリースした。同年収録のイザイの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ全曲集は、「レコード芸術」誌上にて特選盤に選ばれた。2018年5月にはブラームスとフランクのソナタを収録した5枚目のアルバムをリリース。
オフィシャルホームページ http://linamatsuda.com
©Akira Muto
2015年、パリのシャンゼリゼ劇場で行われたロン・ティボー・クレスパン国際コンクールにて、第3位(1位なし)、最優秀リサイタル賞、最優秀新曲演奏賞を受賞。2016年、イタリアで行われたカラーリョ国際ピアノコンクールにて第1位・聴衆賞を受賞。現在、日本の若手を代表するピアニストの一人として、国内外での演奏活動を広げる。
ソリストとしてベートーヴェンを核とした本格的なレパートリーに取り組む一方、邦人作品の新作初演などでも作曲家より信頼を寄せられている。海外の音楽祭への招待には、上海音楽祭、ソウル国際音楽祭、ノアン・ショパンナイト(フランス)・アルソノーレ(オーストリア)などがある。
東京藝術大学附属高校・東京藝術大学を首席で卒業し、同大学大学院(修士課程)修了。山田千代子、御木本澄子、多 美智子、江口玲の各氏に師事。グラーツ国立音楽大学ポストグラデュエート課程を修了。マルクス・シルマー氏に学ぶ。
©Hiromi Nagatomo
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黒崎ひびしんホール
〒806-0034 福岡県北九州市八幡西区岸の浦2丁目1-1
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